今回ご紹介させて頂く買取商品は『アンリ・ジャイエ エシェゾー 1991年』です！ フランスのヴォーヌ・ロマネ村に生まれたアンリ・ジャイエは、「ブルゴーニュの神様」あるいは「神の手を持つ男」の異名を持つ20世紀最高のワイン醸造家です。2006年の死後、アンリ・ジャイエが手がけたワインは世界中のコレクターにより争奪され、現在、最も入手が難しい銘柄になっています。価格は1本が数十万円からロマネコンティを上回る数百万円のヴィンテージまであります。アンリ・ジャイエは1988年に現役を引退しますが、2001年までヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ、エシェゾーを少量造り続けました。 アンリ・ジャイエの功績は収穫量を制限したり、低温浸漬法を編み出すなど、素晴らしい醸造法の数々を残したこともありますが、アンリ・ジャイエを語る上で欠かせないもう1つの大きな功績があります。それが、若手醸造家の育成です。アンリ・ジャイエは現役時代はもちろんのこと、ワイン造りの第一線から退いてからも次世代の醸造家たちの面倒を見続け、「天才」と呼ばれる醸造家を数多く世に送り出しました。アンリ・ジャイエさんの弟子として有名なのはメオ・カミュゼやエマニエル・ルジェです。「ブルゴーニュ最高の造り手」と大絶賛した愛弟子シャルロパン・パリゾや、「ブルゴーニュの土地の味を引き出す芸術家」フーリエなど、アンリ・ジャイエが育てた若手醸造家たちは今では第一線で活躍する醸造家ばかりです。

大変希少なお酒をお売り頂き、誠にありがとうございました！