今回ご紹介させて頂く買取商品は『万膳酒造 芋焼酎 宿翁 一回忌』です！

鹿児島県霧島市の霧島山中の天然のやまめも育む渓流｢手篭川｣沿いにある小さな蔵「万膳酒造」。先代が急死し一時製造が途絶えたものの、息子利弘氏が叔父で名工と呼ばれた黒瀬杜氏（故　宿里利幸氏）に力の借り、その1周忌として出荷されたのがこの『万膳酒造 芋焼酎 宿翁 一回忌』です。

万膳酒造は、1922（大正11年）に創業し、30年前に先代の万膳利雄氏の急死により焼酎製造が一時途絶え、他の蔵に製造委託した焼酎のみを販売しておりました。現在の代の息子 利弘氏になり、叔父で焼酎造りの名工と呼ばれた黒瀬杜氏「宿里利幸」氏に力を借り、焼酎造りが復活しました。名工が、昔ながらの手造り麹、一次二次仕込み共に甕壺仕込み、大変珍しい木製の蒸留機、錫（すず）製の冷却蛇管など、究極の焼酎造りに情熱を傾け、出来上がった焼酎は、一瞬にして名声を博しました。 これぞ、名工「宿里利幸」氏の尽力と言って良い程。 この名工も惜しまれながら、2003年に他界。この『万膳酒造 芋焼酎 宿翁 一回忌』は、名工が生前造り上げた最高傑作にして遺作を大切に熟成させ、偉業を称え、2004年2月に極少量だけ瓶詰めされ出荷されたメモリアルな逸品です。

万膳酒造は、自然の恵みの感謝を忘れず地元霧島産こだわりの厳選素材を用いております。万膳酒造から製造・販売されている芋焼酎「萬膳」の名前は、「萬」よろず、すべての「膳」食をうるおすとの意味を持っています。

大変希少なお酒をお売り頂き、誠にありがとうございました！