シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ（Ch.Leoville Las Cases）は、ボルドーでも最大級規模のシャトーで、ワインの品質にかける入念さや熱心さは、このシャトーを凌ぐものはないと言われています。

主としてこの畑から造られるワインは、並みのヴィンテージでさえ、感動的な黒い色調を帯びています。そのブーケは複雑さにおいてすべてのサンジュリアンをしのぎ、メドックのカベルネ・ソーヴィニヨンの中で最高に繊細なアロマを放つニュアンスのある高貴な味わいで、それでいてシャトー・レオヴィル・ラス・カーズはラトゥールと同じくらいボディに骨格があります。

サンジュリアンでも最も色が濃く、もっとも晩熟と評され飲みごろになるまでゆうに10年を要します。ポイヤックの力強い気質のタンニンと、サンジュリアンの繊細な酸味が同居する個性の強い味わいです。良い年には80％が新樽で熟成され、濃厚でスパイシーな味わいです。

分類

赤ワイン

タイプ

フルボディ

品種

カベルネ・ソーヴィニヨン
メルロー
カベルネ・フラン

原産国

フランス

地方

ボルドー

地区

オー・メドック

村

サンジュリアン

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズは、40ヘクタールを超える畑の主要な部分はラトゥールに隣接しており、特異なミクロ・クリマを共有する畑を含んでいます。それはとても美しく、石垣に囲まれた様子はラベルにも描かれており、ロベルトパーカーも「絵のように美しい」と褒めたたえています。