シャトー・オーゾンヌ（Ch.Ausone）は、5大シャトー、ペトリュス、シュヴァル・ブラン、ディケムと肩を並べており、そのなかでも最も生産量の少ないシャトーです。

サンテミリオンの丘”の急斜面に、シャトー・オーゾンヌのブドウ畑が、そしてその一番高い丘の頂上にシャトーがあります。収量を35hl/haという低収量に抑え葡萄が完熟するまで待ち収穫、タンクではなく小樽でのマロラクティック発酵を行うなど、良いワインを造るための投資は惜しまず、その結果品質が高く安定したこのワインの評価を揺ぎ無いものにしています。

シャトー・オーゾンヌは、熟した黒い果実を思わせる香りが見事に凝縮されており、濃密なタンニン分もきめ細かいため、一見穏やかな印象さえ与えますが、その奥に隠れる力強さとポテンシャルの高さを感じる逸品です。

分類

赤ワイン

タイプ

フルボディ

品種

メルロー
カベルネ・フラン

原産国

フランス

地方

ボルドー

地区

サンテミリオン

村

オーゾンヌ

「オーゾンヌ」とは、ローマの詩人であり、紀元後320年～395年の生涯をここで送ったアウソニウスの別荘があったとされる畑で、名前の由来はそこから来ています。