宮路は、創業文政元年（1818年）と伝えられる飫肥城下町の老舗の蔵元小玉醸造の焼酎銘柄です。小玉酒造は、飫肥の水は軟水で、美味しいことでも知られ、まさに酒造りに適した環境。諸般の事情により、廃業になるところでしたが、現在の代表社員金丸一夫氏の手により、息子の潤平氏と共に2001年に再出発しました。焼酎貯蔵庫も2006年に新設し、さらなる酒質の向上を図り情熱を注いでいます。

杜氏の金丸親子二人が、「好きなものを好きなだけ造れる手造り蒸留所」を思い描き、今に至っています。

宮路は、鹿児島県出水郡長島町のさつま芋「栗東」を、米麹と宮崎酵母で仕込んだ焼酎で、宮路という名前は、栗東の栽培家である鹿児島県長島町の「宮路一良氏」のから名付けられたと言われています。

分類

焼酎

タイプ

芋焼酎

品種

サツマイモ

原産国

日本

地区

宮崎

杜氏（とうじ）とは、日本酒の醸造工程を行う職人集団、すなわち蔵人の監督者であり、なおかつ酒蔵の最高製造責任者をいいます。歴史はとても古く、「古事記」,「日本書記」,「風土記」などの古文書に、神事に使われたと思われる天の甜酒や口かみの酒などの記述と共に残っている様で、語源は、刀自説や杜康説、社司説など様々あります。